どうも、ヘルプキーマンです(^O^)/
以前、朝から蝉の鳴き声がうるさい朝９時ごろ、電話が鳴り開錠の依頼が入りました
内容は、店舗の入り口、自動ドアの下の鍵の開錠でした
朝一に来た店長さんが鍵を失くしたことに気づき、鍵を持っている一番近い人に電話したところ
店のロッカーに鍵を忘れてきたらしく
店長さん以外に持っているはずの5人ともが、店に忘れて持っていないという状況でした
前の晩、最後に鍵を閉めたのが店長さんだったので、鍵を開けないと入れない状況でした
通常、開錠の場合壊さずに開けるよう努めますが
開けられないものや、急いでいる時などは
お客さんの許可を得て壊して開けて新しい鍵に交換します
しかし、自動ドアの鍵交換の場合、普通の住宅のシリンダーなどとは違い
扉の脱着が必要になります
自動ドアは、吊り扉なので吊ってある扉を外してひっくり返してシリンダーを交換し
また扉を吊りなおして調整して仕上げます
店長さんに、地面ぎりぎりの足元についているので開けにくく、
壊さずに開けるのは難しいかもしれません、
最悪の場合には壊して開けて自動ドアを外してシリンダー交換することになるので
扉の脱着費用とシリンダー交換の費用が追加でかかります
と説明すると、それは困る 中に鍵が5本もあるし失くしたのは自分だからそれはまずい
時間はかかってもいいので、何とか壊さず開けてほしい
とのことでした
そのシリンダーが普通の住宅についていれば
時間をかければ壊さず開けられる可能性があるものでしたが
地面ぎりぎりの足元なのでやりにくくうまくいきません
色々試した結果一番しっくりきたのが、地面に横向きに寝転んで開錠作業をすることでした
午前中とはいえ、暑い日差しに、熱せられたアスファルト
最初は、タオルを引いているとはいえ、アスファルトが熱かったのですが
とめどなく出る汗が染みこんで熱さは気にならなくなりました
結局1時間半ほどかかってしまいましたが
何とか開錠に成功し、顔を上げると歓声がおきて、人に囲まれていました
作業している間に出社した方や休みなのに話を聞いて駆け付けた方など7，8人に囲まれていました
大量の汗をかき左ほほだけ真っ赤になっているのを見て
女性の店員さんが、冷たい濡れタオルとスポーツドリンクをくれました
汗を拭き、のどを潤しながらふと足元を見ると、地面に直径30cm程の小さい水たまりの様なシミができてました
地面ダイエットやん、と思いながら現場を後にしました
その晩、風呂上がりに計った体重はなんと増えてました
自動ドアシリンダー交換・鍵交換・イモビライザー複製
はヘルプキーマン
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